Friday 19 April 2013

チョコレートヒルズ

小さいころから憧れのチョコレートヒルズをご紹介します。大人にって小学校の本に掲載していたチョコレートヒルズに行きたくなります。フィリピンの子供たちはチョコレートヒルズを始めて知ったのが小学校の時です。フィリピンが誇る七不思議の一つとしてテキストに載っていたからです。本当にチョコレートなのか疑問を抱えていたのです。私はボホール島民ですが、初めて観たのが高校の時でした。それは学校の遠足旅行でした。


雨季になると、緑になり、乾季になると、茶色になったり、季節によって山肌が変色します。ある時期も草木が焦げてダークチョコレートのような様子も満喫できます。科学的解説ですと、小さな海底火山が活動を休止して、その上にサンゴ礁が出来、後に地上に隆起したあと風雨でやわらかい地層が流され、海底火山の形とその上のサンゴ礁の化石が残ったのが「チョコレートヒルズ」ではないかと言われています。或いは、巨人が喧嘩しあった跡、失恋した巨人の固まった涙、色々な言い伝えもあります。
今現在、連なる丘を眺めるために、サグバヤンピークとチョコレートヒルズコンプレックス、二つの展望台が設けられました。両方とも行ったことがあります。サグバヤンピークでは丘の背景として海が現れて、セブ島まで見渡せます。チョコレートヒルズコンプレックスではよく写真やポストカードに写っている景勝地はここで取られます。数回も行ったことのある私は毎回行くたびに周りの丘を登って違う方面から丘を観賞します。やはり感無量だな。コンプレックスと違って丘が目の前にでかく現れてすごく感動します。こんな円錐形の地形、そして千個以上もする集まった丘たちは地球のどこにもない不思議な光景です。
遠くからは丘を登るのは簡単そうに見えますが、実際に登ると手上げです。丘のふもとには草木が茂るために、なかなか入れません。林をぬけたら始めて登っていきます。山道もなく、草が人間より高いので、頂上に辿り着くのは大変です。ある日、弟と登ろうとしたら、あまりにも草木が濃く、結局撤退しました。
                    お父さんと登った丘の上からこの景色が広がる(2005年)

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